SDGsの取り組みについてのご紹介 03 「暮らしのサポート」
ヤマタグループでは、SDGsを推進しています。
SDGsは2015年9月に国連「持続可能な開発サミット」において、世界全体の課題解消とともに持続可能な発展を目指した2030年までの国際的な開発目標。
当グループでは、事業の中で実現可能な社会課題について目標を設定して活動に取り組んでいます。主に取り組んでいるのは下記の項目です。
● 「地球経済の発展」
● 「省エネルギー」
● 「暮らしのサポート」
● 「長寿命住宅」
● 「事業基盤」
今回は当グループが行うSDGs活動レポートの第三弾として「暮らしサポート」のための取り組みについてご紹介。「暮らしのサポート」の目標を担当する株式会社ヤマタライフサポート・メンテナンススタッフの山尾修丈に、取り組みの項目に対しての進捗、今後の課題について話を聞きました。
Q. 担当する項目について教えてください。
A. 「暮らしのサポート」をテーマに掲げ、「放置空き家管理数増加」「住宅サポート年数延長」「地域との交流を増やす」といった目標に取り組んでいます。住宅事業を中心とする当グループの知識や技術を活かし、暮らしを支える活動を通じて、誰もが住み続けられるまちづくりを目指しています。
Q. 「放置空き家管理数増加」について教えてください。
A. 放置された空き家の管理件数を増やすことで、社会問題の解決につながることを目指し、この目標に取り組んでいます。当グループは、業務を通じて培った管理技術を活かしながら、持続可能なまちづくりを支えています。
Q. 目標「放置空き家管理数増加」の進捗はいかがですか。
A. 今年は9月まで放置空き家の管理件数に変化がなく、順調とはいえません。先月10月に1件増加したものの、目標数値には届いていない状況です。組織体制の変化やメンバーの入れ替わりにより、目標の共有が不十分だったことが課題として挙がっています。今後は改めて目標を全員で共有し、一丸となって取り組みを進めていきたいと考えています。
Q. 目標「住宅サポート年数延長」について教えてください。
A. 長く住み続けられる住宅をサポートするため、新築住宅の建築後の無料点検年数を延長する取り組みを行っています。今年3月までは無料点検年数を10年としていましたが、4月に無料点検年数を15年に延長するための体制整備が完了しました。
Q. 目標「住宅サポート年数延長」の進捗はいかがですか。
A. 今年5月に延長した15年無料点検を初めてご利用いただき、現在まで約8カ月継続しています。建築後15年は屋根や外壁が痛みやすい時期にあたり、この延長点検をきっかけに不具合を早期に発見・対応することで、長く住み続けられる住宅のサポートに繋がっていると実感しています。今後もこの取り組みを継続しつつ、次の目標についても検討していきたいと考えています。
Q. 目標「地域交流」について教えてください。
A. 地域の企業として、住みやすい町づくりを目指し、地域住民や関係者との交流の機会を積極的に作る取り組みを行っています。交流を通じて、地域の声を直接聞き、ともに課題を解決することで、地域全体の発展に貢献していきたいと考えています。
Q. 目標「地域交流」の進捗はいかがですか。
A. 年間イベントの開催件数を目標として決めていますが、昨年に続き今年も達成できました。今年11月には地域が主催するイベントとしては最大規模の「緑の感謝祭」に初めて出展。同イベントには約5600人が来場し、当グループのブースでは現在取り組んでいるSDGs活動からクイズを行ったり、余剰材を活用したDIY体験などを実施しました。これらの取り組みを通じて、多くの地域の方々と交流を深めることができました。
Q. 今後の取り組みについて心がけていきたいことを教えてください。
A.当グループが地域のためにできることを、SDGs活動を通じて具体的な形にし、継続して取り組むことで地域社会に貢献していきたいと考えています。今は小さな一歩に思えることでも、目の前の課題に真摯に向き合い、着実に行動を重ねることを心がけていきたいです。