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SDGsの取り組みについてのご紹介 04 「持続可能な住まい」

ヤマタグループでは、SDGs活動を推進しています。

SDGsは2015年9月に国連「持続可能な開発サミット」において、世界全体の課題解消とともに持続可能な発展を目指した2030年までの国際的な開発目標。

当グループでは、事業の中で実現可能な社会課題について目標を設定して活動に取り組んでいます。主に取り組んでいるのは下記の項目です。

 

  • 「地球経済の発展」
  • 「省エネルギー」
  • 「暮らしのサポート」
  • 「持続可能な住まい」
  • 「事業基盤」

今回は当グループが行うSDGs活動レポートの第四弾として「持続可能な住まい」のための取り組みについてご紹介。目標管理を担当する、クローバー住工房倉吉店住宅営業の松田裕一に、取り組みの項目に対しての進捗、今後の課題について話を聞きました。

Q.担当する項目について教えてください。

A.「持続可能な住まい」をテーマに掲げ、長寿命住宅の観点から「耐震強度3以上」「長期優良住宅」 「G2基準住宅増加」3つの内容に沿った目標設定と目標管理をしています。

 

Q.目標「耐震等級3以上」について教えてください。

A.当グループが建築する住宅は、「耐震等級3以上」相当の耐震性を標準仕様としています。耐震等級と は、建物の地震に対する耐震性能を示し、法律に基づき住宅の性能を評価し表示するための住宅性能表示制度で定められた基準です。建築基準法では、耐震等級1の1.5倍の耐震性を備えれば耐震等級3に相当しますが、当グループが建築する住宅はそれを上回る、耐震等級1の2. 7倍以上の耐震性を備えています。当グループでは「お客様の安心できる住まいづくり」を軸に住宅事業をスタートした1971年から50年徹底してきた重要な指標になります。近年、お客様ニーズの多様化によって住宅商品も幅広く取り扱うようになったことで、改めて意識的に守っていくべき目標となります。

 

Q.目標「耐震等級3以上」の進捗はいかがですか。

A.耐震等級3以上相当を保持しており、目標を達成できています。住宅品質の確保のため、今後も確実に保持していきたいと考えています。

 

Q.目標「長期優良住宅」について教えてください。

A.当グループが建築する住宅は、「長期優良住宅」相当を標準仕様としています。長期優良住宅の認定は、2009年より開始され、長期にわたり良好な状態で使用するために満たさなければならない基準をクリアした住宅が認定を受けられます。こちらも「耐震等級3以上」と同様に事業スタート時から守り続けているもの。長期にわたり住みやすい住宅は気密性や断熱性に優れており、省エネルギーにも繋がる目標になります。

 

Q.目標「長期優良住宅」の進捗はいかがですか。

A.順調に目標を達成できています。住宅品質確保のため、今後も長期優良住宅基準を守っていきます。

 

Q.目標「G2基準住宅増加」について教えてください。

A.G2基準は、一般社団法人「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が提唱する「HEAT(ヒート)20」の住宅外皮水準のひとつです。この基準を満たすことで、国が定めた建築物の省エネ性能基準よりもさらにCO2の削減を実現できるため、当社ではG2基準の住宅増加を目標としています。

 

Q.目標「G2基準住宅増加」の進捗はいかがですか。

A.目標と比較して少ないことが分かりました。原因として、現在G2基準を満たすことを根拠を元に確認し、G2基準住宅数に算入した住宅と仕様は同じでも、G2基準住宅として算入できていない住宅があることが分かりました。G2基準を満たした住宅を全て可視化できるよう、可視化方法の見直しが必要だと感じているため、今後取り組んでいきたいです。

 

Q.今後の取り組みについて心がけていきたいことを教えてください。

A.SDGs活動ではこれまで目標の進捗を数値で示し、評価してきました。少しづつではありますが、これからも社内外へ現状報告を徹底し、当グループがSDGsを推進する目的や達成したことで得られる成果などを具現化していきたいと考えています。

 

 

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